硬毛化と打ち漏れの違い
毛が濃くなった・まだらに残ったときの対応
最終更新日:2026年8月1日 / 編集:肌ケアラボ編集部
「脱毛したのに毛が濃くなった気がする」「一部だけきれいに残っている」——。
この2つはまったく別の現象で、対応も申告先も違います。 混同したまま我慢していると、無料で対応してもらえる期限を過ぎてしまうことがあります。
まず見分ける
硬毛化かも
- 照射前より毛が太く・長くなった
- もともと産毛だった部位に起きている
- 肩・二の腕・背中・うなじ・顔に多い
- 2〜3回目あたりで気づくことが多い
打ち漏れかも
- 四角や直線状にきれいに残っている
- まわりは抜けているのに、そこだけ残る
- 体の側面・背中・ひざ裏など見えにくい部位に多い
- 照射から1〜2週間後に気づくことが多い
1. 硬毛化(こうもうか)
照射したあとに、かえって毛が太く・濃く・長くなってしまう現象です。 発生する割合は報告によって幅がありますが、決してめずらしいことではなく、 多くの医療脱毛クリニックが起こりうるリスクとして事前に説明しています。
なぜ起きるのか(仮説)
はっきりした仕組みはまだ解明されていません。 有力とされているのは、「毛を作る組織を壊しきれない中途半端な熱が加わると、 眠っていた毛が育つ方向に刺激されてしまう」という考え方です。 産毛はメラニンが少なくレーザーのエネルギーを吸収しにくいため、 結果的に「弱い熱だけが加わる」状態になりやすく、産毛の多い部位で起きやすいと説明されます。
起きたときの対応
- 自己判断で通うのをやめない。まず施術先に相談する
- 出力を上げる、波長の違う機器に変える、照射間隔を調整するなどの対応がとられる
- 多くは照射を続けることで改善するとされている
- クリニックによっては「硬毛化保証」として無料の追加照射を用意している
いちばんよくないのは「効果がないからもうやめよう」と黙って離れてしまうことです。 対応してもらえる期間のうちに伝えましょう。
2. 打ち漏れ(照射漏れ)
文字どおり、照射がとばされてしまった状態です。 施術者が手を動かす速さ、体の丸みや体位、見えにくい部位などが原因になります。
毛周期による「残り」との違い
レーザーは成長期の毛にしか効きません。 そのため、1回の照射で反応するのは全体の2〜3割程度といわれ、 残りの毛は後から生えてきます。これは正常な経過であって、打ち漏れではありません。
見分け方は「残り方の形」です。 打ち漏れは照射ヘッドの形に沿って四角や帯状に残るのに対し、 毛周期による残りは全体にまばらに散らばって生えてきます。
気づいたらすること
- 写真を撮る(明るい場所で、残っている範囲がわかるように)
- 施術を受けた施設にできるだけ早く連絡する
- 再照射の可否・費用・予約可能日を確認する
再照射を無料で受けられる期限は、2週間〜1か月以内としている施設が多くあります。 「次回のときに言えばいいか」と思っていると期限を過ぎることがあるので、気づいた時点で連絡してください。
3. 契約前に確認しておくこと
どちらも「起きてから調べる」より、契約前に条件を聞いておくほうが確実です。
- 硬毛化が起きた場合、追加照射は無料ですか? 回数の上限はありますか?
- 打ち漏れの再照射は何日以内の申告なら無料ですか?
- 再照射の予約は取りやすいですか(別枠がありますか)?
- 硬毛化のリスクについて、契約書・同意書に説明がありますか?
当サイトの総額・追加費用の比較ページでも、打ち漏れ再照射が無料かどうかを項目として並べています。